北向きの家は採光が取りにくい?注意したいポイントを紹介します!2023.02.07
家を建てる際に北向きの家は採光が取りにくいと敬遠する方もいるでしょう。
しかし、北向きの家でも設計の段階で工夫することにより、心地よい住まいができます。
そこで今回は、北向きの家は採光がとりにくいと言われることについてと北向きの家で注意したいことについて解説します。
□北向きの家は採光がとりにくい?
同じ建物で南向きと北向きを比較すると、南向きの部屋は1年を通じて日照時間が長く、日当たりの住まいが特徴です。
ただし、必ずしも南向きの部屋であれば、日当たりが良いというわけではありません。
たとえば、南向きの部屋でも周辺のマンションなどで日差しが遮られる場合もあり、窓の位置によっても、風通しが悪い場合もあります。
日当たりが良い部屋を希望される方は、建物や窓の位置以外にも方角や眺望なども確認することが大切です。
とはいえ、南向きの家は非常に人気が高く、家賃が高く設定されていることも多くあります。
そのため、日中、家にいないことが多い方、洗濯物は室内干しで事足りる方は、必ずしも南向きを選ぶ必要はないでしょう。
一方、北向きの部屋は1年を通じて太陽の光が入りにくく、室温が上がりにくい部屋です。
しかし、風通しや湿気対策に気をつけることで、問題なく心地よい住まいが実現できる場合もあります。
なお、南向きと比べ、家賃が低く設定されているケースも少なくありません。
北向きの部屋に向いている方は、家に帰宅するのが夜になる方、夏のエアコンにかかる電気代を抑えたい方などです。
□北向きの家で注意したいこと
北向きの家で注意すべき点は、日当たりの悪さです。
立地や建物の位置、方角、眺望などにより、必ずしも日当たりが悪いとは限りません。
しかし、太陽の光が差し込みにくく、周辺に方角の同じ住宅が並んでいれば、日当たりが悪くなってしまいます。
日当たりの悪さを改善するには、採光率をアップさせることです。
たとえば、天窓や高窓を設置したり、吹き抜け窓、大開口窓の設置も有効です。
また、光庭を造り、効率よく太陽の光を室内に取り入れるのもよいでしょう。
□まとめ
北向きの部屋は1年を通じて太陽の光が入りにくく、室温が上がりにくいため、洗濯物が乾きにくい傾向にあります。
しかし、風通しや湿気対策に気をつけることで、心地よい住まいが実現します。
日当たりの悪さを改善するには、採光率をアップさせることが必要です。
北向きの土地をお持ちで新築をお考えの方は、工夫次第で採光率をアップさせることができます。
どんな工夫が可能なのか、お気軽にご相談いただけますと幸いです。
タナベハウスでは「家づくり勉強会」を随時開催していますのでお問い合わせください。
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