家づくりブログ

リビング階段のメリットとデメリットをご紹介します!2022.04.12

「マイホームにリビング階段を取り入れるか迷っている」
このようなお悩みをお持ちの方は必見です。
今回の記事では、リビング階段のメリットとデメリットを解説します。

□リビング階段のメリットとは?

1つ目は、家族の動向を把握しやすいことです。
リビング階段があると、玄関から各部屋までの間に必ずリビングを通ることになります。
部屋にいたお子さんが「いつの間にか外に出かけている」ことは起こりにくいです。
細かなことですが、ご家族の安全を確認するきっかけにもなります。

2つ目は、家族間のコミュニケーションが増えることです。
家族が家に帰ると必ずリビングで顔を合わせることになるので、「ただいま」や「お帰り」といったコミュニケーションを取れるようになります。
お子さんが大きくなり、思春期になると徐々に家族とのコミュニケーションが薄くなり、思春期ならではの難しさが出てくると思います。
このような小さなコミュニケーションの積み重ねが家族の絆を育んでくれます。

3つ目は、階段が空間のアクセントになることです。
リビングは間延びした印象になりがちですが、階段があると、縦への空間のアクセントになり、お部屋が広く感じます。
階段下を収納スペースにする方もおられますし、インテリアの配列も含め、おしゃれにアレンジすることが可能です。

□リビング階段のデメリットとは?

1つ目は、臭いや音が部屋中に広がりやすいことです。
開放的になる分、ご飯のにおいやリビングでの物音が各部屋に聴こえる可能性が高くなります。

対策としては、以下のようなものが挙げられます。

  • キッチンと階段の距離を離す
  • 換気性能を高める
  • アイランドキッチンを避ける

お子さんが受験される場合は、勉強に集中できるようあらかじめ配慮しておくと良いと思います。

2つ目は、空調が効きにくいことです。
1階と2階が繋がる間取りとなるため、空調設備の性能が同じ場合一般的な間取りよりも効きにくくなります。

対策には以下のようなものが挙げられます。

  • 断熱性能を高める
  • 床暖房やホットカーペットの使用
  • シーリングファンの設置

空調の効きが悪くなるのは調節された室温がお部屋の外に漏れ出てしまうためです。
外に漏れないように気密性能、断熱性能を高め、空調の効率を上げると解決されます。

3つ目は、家族間のプライバシーが確保されにくいということです。
家族の動向を把握できるということは、裏返せば家族に今何しているのかが知られやすいということです。
気にされない方もおられますが、一人の時間や知られたくないこともあるかもしれません。
ご家族みなさんのライフスタイルや価値観に合わせて取り入れ方を検討してみてください。

□まとめ

今回は、リビング階段のメリットとデメリットをご紹介しました。
空間設計のアイデアの一つとしてリビング階段に憧れを持つ方もおられますが、ご家族のライフスタイルや価値観に合わせて、理想的なマイホームをご検討ください。
タナベハウスでは、ご家族皆さんが納得できるように家づくりをサポートしてまいります。
家づくりをご検討の方は是非一度ご相談ください。

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