地震に強い家を建てる必要性とは?地震に強い家の特徴も併せてご紹介!2022.02.12
私たちが住む日本は、いつどこで震災が起きてもおかしくない国ですよね。
近年では東日本大震災や熊本地震などの大きな地震が起き、住まいの耐震性について関心が高まっています。
新しく家を建てる際は、耐震性についても確認しておくことが重要です。
そこで今回は、地震に強い家を建てる必要性と地震に強い家の特徴をご紹介します。
□地震に強い家を建てる必要性とは?
地震大国と呼ばれるほど、日本では多くの地震が発生しています。
それにより、近年は地震に備えるために設計された建物が増えています。
その背景として、巨大地震の発生と耐震基準の設定が挙げられます。
*巨大地震による被害
阪神淡路大震災では、大きな揺れによって高速道路が倒壊するといったとても大きな被害を受けました。
火災による被害も大きかったのですが、家屋の倒壊によって生き埋めになってしまう被害も少なくありませんでした。
また、東日本大震災での被害を受け、建物の耐震構造が見直されることになりました。
*建築基準法に適した建物
1950年に耐震基準が設けられましたが、1981年からは新基準が適用され、新しく建物を建てる際は、この新耐震基準に適合しなければ建てられません。
新耐震基準では、震度6強から7程度の地震が発生しても倒壊しない強度が必要になります。
□地震に強い家の特徴を紹介!
次に、地震に強い家の特徴をご紹介します。
まずは、軸組についてです。
軸組とは家の骨格のことで、地震が起きた際に強い力が加わります。
地震に強いとされる家の軸組には、筋交いと呼ばれる補強材が入っていることが多いです。
2つ目は、耐力壁です。
これは地震の揺れに耐えるための壁のことで、この壁を多く設置している家は地震に強いです。
窓や吹き抜けといった開口部分を挟むように入れると、建物の強度が上がります。
□まとめ
今回は、地震に強い家を建てる必要性と地震に強い家の特徴をご紹介しました。
地震大国である日本において、住宅の耐震性は必要不可欠です。
いつ起きてもおかしくない地震に備えるために、家を建てる際はしっかりと許容応力度による構造計算をしましょう。
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