家づくりブログ

家づくりのトレンドって?流行りの間取りについて解説します!2022.06.28

「間取り」とは住宅の部屋の配置を表す言葉です。
1DKや1LDKなど様々でアパートを借りたことのある方は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
新築住宅においても間取りの決定は必須であり、一緒に住む人とよく話し合う必要があるポイントの一つです。
今回は、いまトレンドの間取りについてみていきます。

 

□今流行りの住宅間取りについて

今と昔では間取りの流行りは異なります。
その一番の要因は「家族構成の変化」と言えます。

昔は祖父母の代まで大きな家で一緒に住む形が一般的でした。
そのため、各自に部屋を確保するため、「間取りを細かく分ける」ことが主流でした。

しかし現在では「核家族化」と「少子化」の影響で、1世帯3~4人が当たり前になりました。
すると間取りを細かく仕切る必要がなくなるため、1フロア全体を1つの空間とする「大きなリビングルーム」がトレンドとなっています。

間仕切りを少なくする一番の効果は「家族の円滑なコミュニケーション」です。
家族の会話を大切にしたい想いを持つ人が増える一方で、インターネットやゲームソフトの多極化により一人の時間を取りすぎてしまう人も増えている現状です。
そんな中、住宅メーカー側としても「家族の時間を大切にしてほしい」というコンセプトで、間仕切りを減らし開放的な空間造りを提案してくれる傾向にあります。

 

□間取りで後悔しないためのポイント

間取りで後悔しないためのポイントの具体例を3つご紹介します。

1つ目は、洗濯動線です。
洗濯には「洗濯機を回す」⇒「干す」⇒「取り込んで収納」と多くの動作が発生します。
しかも各工程を行う場所が異なるため、距離を離したり動線がバラバラにするのは得策とは言えません。
なるべく移動距離を少なくし、1階と2階を何度も行き来しなくてはならないということは避けましょう。

2つ目は、リビングとトイレは離すことです。
メインフロアであるリビングとトイレを近い位置にしてしまうと、リビングでくつろいでいる人に気を遣ってしまいます。
まだ家族内なら良いですが、来客の場合は特にです。
人目を気にする必要がない位置にトイレを配置するようにしましょう。

3つ目は、子供部屋を仕切りすぎないことです。
「子供の数を予想して部屋数を決めたが、使わなかった。」こんな話をよく聞きます。
壁で作ってしまった間仕切りを撤去するのは大変です。
更には将来的に余分な費用が発生してしまいます。

最近では取り外し可能な間仕切りなどもトレンドとなっているため、担当者に相談してみるのも良いでしょう。
将来の家族構成変動に対応できる仕様にしておくことをオススメします。

 

□まとめ

今回は、間取りのトレンドと後悔しないためのポイントをご紹介しました。
核家族化、少子化が進む現代、トレンドの間取りは「大きなリビングルーム」です。
家族構成によって、必要な間取りは異なります。
間取りを決めるにあたり「家族構成が変わっても変化しないもの」「家族構成の変化とともに変化が必要なもの」の2点を基準に決定してください。
変化しないものはより動線を意識し、変化するものは柔軟に対応することが大切なのではないでしょうか。

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