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小上がり和室のメリットとは?老後の暮らしに向けた注意点も紹介!2022.07.02

小上がり和室とは名前の通り、床より少し高い位置に設置されている和室のことを指します。
飲食店などでよく目にすることもあるのではないでしょうか。
住宅でも生活リズムのメリハリとして設置する家庭が増えてきております。
今回は小上がり和室のメリットや注意点について解説していきます。

 

□小上がり和室のメリットを紹介

*一時的な収納スペースになる

部屋の掃除をする際、床にモノがあれば当然掃除はしにくいですよね。
そんな時小上がりスペースにモノを一時的に置いておくことで掃除の効率が上がります。
また、洗濯物を取り込んだあとの一時置き場としても最適です。

 

*多目的に使用できる

ハイハイしかできないお子様に畳スペースは安全です。
なぜなら、フローリングと比べて畳はクッション性があり、膝や手が痛くなりにくいからです。
その他来客時に客間として使用したり、アイロンがけなどの家事スペースとして使用したりなどさまざまな用途で活躍します。

 

*立体感のある空間になる

吹き抜けのあるリビングが流行っている昨今の住宅事情ですが、縦に空間の広がりを演出できるのも人気のの理由のひとつです。
どうしても住宅は横に広がりがあるため、メリハリのない空間になりがちです。
そんな時に小上がり和室があると、立体感がでるため空間にメリハリができます。

 

□小上がり和室を作る際に注意すべきこととは?

さまざまなメリットがある小上がり和室ですが、家づくりのおいて小上がり和室を設置するにあたり注意点があります。

1つ目の注意点は、リビングが狭く感じることです。
小上がり和室を設置することで空間にメリハリは生まれますが、その反面どうしても空間は狭く感じます。
どこを優先するか慎重に検討する必要があります。

2つ目は、お年寄りに配慮が必要であることです。
畳スペース自体はお年寄りに好まれますが、段差があることで上り下りが大変と感じてしまう場合があります。
家族と相談したり自分自身の年齢や体の状況との兼ね合いを考慮したりすることが必要です。

3つ目は、荷物置き場となり有効活用できない場合があることです。
「ちょっとだけモノを置く」
この積み重ねで物置と化してしまうパターンがあります。
一度使い方が変わってしまうと小上がり本来の使い方に戻すことが難しくなってしまいます。

 

▢まとめ

今回は、小上がり和室のメリットと注意点を見てきました。
小上がり和室は見た目の雰囲気も良く、つい付けてしまいたくなる間取りの一つです。
だからこそ長い目で見たときに、どのように使えるかイメージすることが重要です。
使い方次第で良くも悪くもなってしまうスペースですので、家族とよく相談してどうするかを決定していきましょう。

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