熱中症の恐れあり!部屋に熱がこもる家に必要な対策とは?2022.08.30
暑い夏は、部屋に熱がこもることにより熱中症にかかる危険性もあります。
また、建物の造りや部屋の方角により熱がこもりやすくなるため、快適に過ごす対策が必要です。
とはいえ、エアコンで温度を下げる対策だけでは電気代の上昇も気になります。
今回は、家の中で熱中症になる人が一番多いことについてと高性能住宅の仕組みについて解説します。
□家の中で熱中症になる人が一番多いことについて
近年、本格的な夏に入る前から「熱中症で救急搬送」というニュースが全国各地で見られています。
2022年は6月から熱中症で救急搬送される方が増加傾向にあります
消防庁が7月27日に発表した「2022年(令和4年)6月の熱中症による救急搬送状況」によると、6月に熱中症で救急搬送された人員が、調査を開始した2010年(平成22年)以降、6月として最多だったことがわかりました。
2021年の救急搬送人員は4,945人でしたが、2022年は1万5,969人と約3.3倍となっています。
発生場所別の救急搬送人員では、住居が最も多いという結果です。
次いで道路、公衆(屋外)、仕事場となっています。
(参考:総務省「令和4年6月の熱中症による救急搬送状況」)
https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/20220727_kyuki_02.pdf
また、総務省「熱中症情報」によると、7月25日~7月31日までの全国の熱中症による救急搬送人員は、7,116人でした。
このように部屋の中で熱中症にかかる可能性は高く、近年の猛暑で昼・夜問わず油断ができない状況になっているのです。
1日の中で昼間はエアコンや扇風機を利用して暑さ対策をしていることが多いですが、夜にエアコンを消して寝る方もいます。
夜は外気温が低くなりますが、部屋の中は熱がこもっている状態です。
その結果、外より部屋の中が暑いケースも少なくありません。
そのため、思ったより高温多湿になっている場合もあります。
いずれにしても、猛暑が続く日本では24時間の暑さ対策が必要です。
□対策として以下の要素が揃う高性能住宅にすること
・高断熱高気密施工
一般的には、高気密高断熱はC値が1.0㎠/㎡(北海道などの寒冷地は0.5㎠/㎡)以下です。
C値は、住宅の気密性能を表すものです。
・日射遮蔽
窓から入ってくる太陽の光を遮ることです。
・全館空調
すべての部屋に冷暖房を設け、快適な室温・湿度に調整できる空調を指します。
太陽の高度や位置を考慮した建物は、高断熱・高気密の高性能住宅を実現することが可能です。
高断熱高気密施工・日射遮蔽・全館空調の要素が揃う住宅は、1年を通じて快適に過ごすことができます。
□まとめ
今回は、家の中で熱中症になる人が一番多いことについてと高性能住宅の仕組みについて見てきました。
近年の猛暑により、家の中で熱中症になる方が増加傾向にあります。
高断熱高気密施工・日射遮蔽・全館空調の要素が揃う住宅は、1年を通じて快適に過ごすことができるでしょう。
新築をお考えの方は、ぜひ当社までご相談ください。
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