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外は涼しいのに部屋が暑いのはなぜ?原因と対策を解説!2022.09.19

外は涼しい日でも「部屋に入ると暑い」と感じることはないでしょうか。
部屋が暑くなると、熱中症にかかることも少なくありません。
また、熱がこもるとエアコンの電気代が高くつく場合もあります。
特に暑い季節は、涼しくて快適な住まいが必要です。
そこで今回は、外は涼しいのに部屋が暑い理由や部屋が蒸し暑い時の対策について解説します。

 

□外は涼しいのに部屋が暑いのはなぜ

 

*屋根や壁から熱が伝わる

コンクリートや鉄は、熱を伝えやすい建材です。
外は昼間より夜の方が涼しくなるため、昼間に溜まった熱が夜に部屋へ放出されます。
そのため、外よりも部屋が暑く感じるのです。

部屋を涼しくする対策として、断熱性と気密性を高めることがポイントになります。
断熱性能は、外の熱を室内に伝えにくい機能を持っています。そのため、外の気温が上昇しても部屋の中は暑くなりません。
したがって、屋根や壁から熱が伝わりにくくなるので、夜になると外より部屋の中が涼しくなります。

また、気密性能を高めると室内の温度を外に逃がさないため、冷暖房の効率が上がります。
このように断熱性と気密性を高めると、1日中快適に過ごすことができるのです。

 

*室内の湿度が上がる

日本は高温多湿な国として知られています。
それゆえ、窓を閉め切っている状態のままでは、蒸し暑く感じます。
特に梅雨の季節は部屋の湿度も高まり、蒸し暑くなるのです。

 

□部屋が蒸し暑い時の対策

1つ目は、風通しを良くすることです。
家に帰ってきたら、すぐに対角線上の窓を開けて換気することが大切です。
風通しを良くすることで部屋に溜まった熱を逃すことができます。

部屋の中より外の方が涼しい場合は、特に有効な方法です。
外から涼しい風を取り入れることで蒸し暑い部屋が改善されるでしょう。
しかし、窓を開けっ放しにしていると虫が入ってくる場合もあります。網戸は閉めて換気するようにしましょう。

2つ目は、カーテンを閉めることです。
太陽の光が部屋に入ることにより熱がこもるため、部屋のカーテンを閉めることで太陽の光を遮断します。
遮光カーテンを活用すると、室内温度の上昇を防ぐ効果が高まります。
また、すだれや遮光ネットなども効果的です。

3つ目は、扇風機を活用することです。
窓を2カ所以上開け、外に向かって扇風機を活用すると部屋の中のこもった熱をすばやく追い出すことが可能です。
もう一方の窓からは、空気を入れるようにします。
また、凍ったペットボトルなどを扇風機の前に置くと部屋の湿度を下げる効果が期待できます。

4つ目は、照明器具をLEDにすることです。
LEDは白熱電球と比べ、熱の発生が少ないです。
部屋の温度上昇を抑えるためには照明器具をLEDにすると良いでしょう。

 

□まとめ

部屋を涼しくする対策として、断熱性と気密性を高めることがポイントです。
部屋が蒸し暑い時は、風通しを良くし、カーテンや扇風機を上手に活用すると良いでしょう。
照明器具は、LEDにすることで熱を抑えられます。

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