家の間取りを決める前に注目!ゾーニングのポイントをご紹介します!2023.06.11
家を建てるまたはリフォームする際、間取りの計画は非常に重要です。
しかし、間取りを決める前に、まずはゾーニングのポイントに注目することが重要です。
ゾーニングは、家の機能的なエリアの配置や配分を指します。
この記事では、ゾーニングについての基本的な理解と、間取りを決める際に注意すべきポイントについて解説します。
□ゾーニングとは?
ゾーニングとは、建物内のスペースを機能的なエリアに分けることです。
各エリアは特定の目的や活動に最適化されており、効率的な使用が可能です。
ゾーニングは、快適さ、機能性、そして将来のニーズを考慮して間取りを計画するために重要な要素です。
例えば、リビングエリアと寝室エリアを明確に分けることで、家族の活動と休息のエリアを区別することができます。
□間取りのゾーニングで気をつけるべきポイントとは?
間取りのゾーニングにおいて、3つに分類してポイントをご紹介します。
1.パブリックゾーン(リビング、ダイニング、キッチン、玄関など)
このゾーンは、リビングを起点に考えるべきです。
リビングは快適で採光や通風が重要ですが、外からの視線に気を付ける必要があります。
したがって、周囲からの視線を気にせず、開放的で眺望性があり光や風を取り入れられる場所を選ぶべきです。
リビングの位置が決まれば、ダイニングとキッチンの位置を考慮し、一体化させるか区切るかを決めましょう。
また、玄関の位置を考えるときは、道路からの視界を遮る工夫が必要です。
2.サービスゾーン(洗面室・脱衣室、浴室、トイレなど)
サービスゾーンでは、特に洗濯動線を考慮する必要があります。
洗濯する時間帯や干す場所によって動線は異なるため、スムーズな家事動線を確保するためにゾーニングを行いましょう。
また、近年は洗濯動線の近くにファミリークローゼットや広めの収納スペースを設置したいという声も増えています。
収納面積を確保するために、プライベートゾーンを狭くすることも検討してみても良いかもしれません。
家事を効率的に行うためには、洗濯動線の近くに収納スペースを設けることが第一のポイントです。
3.プライベートゾーン(寝室、子供部屋、書斎など)
プライベートゾーンの寝室や子供部屋は、間取りの最終段階で決めることが多いです。
子供の顔を見たいという要望から、リビングを通って子供部屋に入る間取りも多いです。
また、リモートワークのための書斎が必要である場合には、早い段階で場所や造りを考慮する必要があります。
□まとめ
間取りを決める前にゾーニングのポイントに注目することは、快適で機能的な住空間を作り上げるために重要です。
ゾーニングは、家族や個人のライフスタイル、周囲の環境との調和、トラフィックフロー、機能と快適さのバランスを考慮しながら計画されるべきです。
これらのポイントに留意しながら、自分や家族のニーズに合ったゾーニングを検討しましょう。
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