注文住宅の間取り変更はいつまで?解説します!2023.10.12
注文住宅は間取りを決定した後に、見直しの段階でミスに気付いてしまうことも少なくありません。
注文住宅の間取りはいつまで変更可能なのでしょうか。
今回は注文住宅の間取り変更がいつまでできるのか、そして変更をできる限りしないように間取りを決める際のポイントもご紹介します。
□注文住宅の間取り変更はいつまで?
基本的には建築確認申請を終えた後の間取り変更は難しいです。
建築確認申請とは、自分たちの考えた注文住宅の構造が法律を守っているかどうかを確認してもらうためのものを指します。
建築確認申請を通過できなかった場合は工事を進められません。
また、建築確認申請を行わずに建物を建てると、建築基準法違反で罰金や懲役の対象となってしまいます。
是正勧告に従わなかった場合、建物は撤去されます。
建築確認申請を行わなかった場合、将来的に困ることになるため、建築確認申請は行うようにしましょう。
ただ、実は建築確認申請を行った後には、計画変更または軽微な変更として届けを出すと変更可能なケースがあるのです。
軽微な変更か計画変更かは行政の方が決めます。
軽微な変更であれば手間もあまりかからないのですが、計画変更となった場合は莫大な費用と時間がかかります。
自分たちでは予想がしにくい分変更がどこまで可能なのか考えるのは困難であるため、建築確認申請が終わった後には原則間取りを変更できないと答えることがほとんどです。
非常に手間がかかるため、間取りの変更は建築確認申請が終わる前にするのがおすすめです。
□変更を繰り返さないためにも!注文住宅の間取りのコツとは?
建築確認申請を終えた後の間取りの変更は手間がかかってしまいます。
そのため、間取りを変更せずに済むように間取りを決める際のコツを押さえておきましょう。
*必要な部屋の数を考える
間取りを考える際に、まずは家族構成に対して必要な部屋の数を検討しましょう。
部屋の数の決め方は、家族ひとりひとりの生活リズムやライフスタイルを考慮するのがポイントです。
*ゾーニングをする
ゾーニングとは間取りを大まかにイメージするための作業のことです。
ゾーニングを行ってから、それを参考にして部屋の間取りを細かく検討しましょう。
部屋の配置に関しては生活動線が良いかどうかも意識すると、ストレスの少ない暮らしが実現できます。
*将来を見通した間取りにする
注文住宅を建てる際にはライフステージの変化にも対応できる間取りが良いでしょう。
例えば子どもが成長するとそれぞれの部屋を用意する必要があるかもしれません。
□まとめ
今回は、注文住宅の間取り変更は建築確認申請前までにする方が良いことをご紹介しました。
間取りを変更しなくて済むように、必要な部屋の数や生活動線、ライフステージを意識すること、ゾーニングをすることを押さえて慎重に間取りを決めていきましょう。
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