地震で倒れなかった家の特徴について解説します!2024.02.26
家族の安全は何よりも大切です。
新築・リノベーションを考える多くの方にとって、地震発生時の家族の安全確保と家屋の被害最小化は切実な課題です。
地震国日本において、これらのニーズに応えるためには、耐震・制震・免震の概念の理解とそれらを活用した住宅選びや改修の知識が不可欠です。
この記事では、地震で倒れなかった家の特徴と地震に強い家づくりのポイントをご紹介します。
□地震で倒れなかった家の特徴
地震に強い家の構造には、耐震・制震・免震の3つの要素が不可欠です。
1:耐震構造
耐震構造は、地震の力や振動に対抗するために、建物全体で力を分散させる設計です。
壁や柱、補強材をバランスよく配置することで、建物は強い揺れに耐えるようになります。
2:制震構造
制震構造では、建物内に伝わる揺れを吸収し、弱めるための装置が使用されます。
この制震ダンパーはゴムや鋼材、オイルから作られており、地震エネルギーを吸収することで、建物の揺れの軽減に効果的です。
これにより、家具の転倒などの二次災害を防ぎながら、屋内の安全を確保できます。
3:免震構造
免震構造は、地震の揺れを建物に伝えずに吸収する仕組みです。
積層ゴムやダンパーを使用して建物と地盤を切り離し、地震の揺れが直接建物に伝わらないようにします。
これにより、地震の直接的な影響を大きく軽減し、建物の安全性を高めます。
□地震に強い家づくりのポイント
地震に強い家を実現するためには、耐震等級3の達成と強い地盤の確保が鍵です。
*耐震等級3の達成
耐震等級3は、地震の揺れに対する最も高い耐性を意味します。
耐震等級3の家は、強い地震にも耐えられる設計となっており、地震発生時の家族の安全を大きく確保します。
しかし、建物は時間と共に劣化するため、定期的なメンテナンスと点検が必要です。
これにより、家の安全性を長期にわたって維持できるようになります。
*地盤の強度と家の安全性
家が建つ地盤の強度は、地震時の建物の安全性に直接影響します。
たとえ家自体が高い耐震性を備えていても、地盤が弱ければ、地震時の揺れの影響は大きくなります。
そのため、新築やリノベーションの際には、家が建つ土地の地盤の強さを十分に調査し、地震に強い家を建てるための基盤を固めることが重要です。
□まとめ
地震に強い家づくりには、耐震・制震・免震の3つの構造が重要です。
これらの構造が、地震から家族を守ります。
また、耐震等級3の達成と地盤の強度にも注目し、地震に対する備えを深めることも重要です。
安全で快適な住空間を提供し、家族と共に過ごす時間を守るために、地震対策を十分に行いましょう。
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