Q.今どき、どこで建てても「地震に強い家」なのか?2023.09.10
こんにちは。湯川です。
まだまだ暑い日が続いていますが、朝と夜には秋の気配も感じられるようになりました。
9月は防災月間ということでメディアでも防災に関する情報がたくさん流れています。
家づくりを検討される方がギモンに感じることで
「今どき、どこで建てても地震に強いのでは?」と思われることもあるようで
今日はそのギモンについて考えてみたいと思います。
Q. 今どき、どこで建てても『地震に強い家』なのでしょうか?
A. いいえ。 残念ながらそうではないんです。
重要なのは、強い壁をバランスよく配置すること
そのために構造計算(許容応力度計算)をかけることが大切です。
南海トラフ地震は、今後30年以内に70%~80%の確率で発生すると言われています。
そして日本は地震大国。
今から家づくりをされる皆さまはこれから建築される夢のマイホームで地震を経験する可能性が
非常に高いと考えられます。
地震に対する強い家にするためのポイントをしっかりと押さえて家づくりをすることが大切ですね。
なぜ70%~80%の確率なのでしょうか
過去の南海トラフ地震の発生状況です。
平均の発生間隔が88.2年と計算されていますので
1946年の昭和南海地震からすでに77年を経過していることを考えると
やはり高い確率でここ30年以内に南海トラフが発生するということも納得できます。
夢のマイホームですが
命を守れなければ、意味がありません。
命を守ったあとは、生活を継続できなければいけないのです。
「地震に強い家」を「安全な土地」に建てることが私たちビルダーズグループの使命だと思っています。
お家づくりのご相談はぜひタナベハウスまで(^^)/
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