家づくりブログ

クッションフロアのデメリットとは?キッチンの床選びのポイントもご紹介2022.04.08

家の床材にはフローリング以外にも様々な種類があります。
なかでもクッションフロアは、比較的安価で扱いやすく、水を弾くのでキッチンやトイレなど水回りに使われることが多いです。
しかし、耐久性が弱かったりなどデメリットも多いので、マイホームを建築予定の方はその特徴を理解しておきましょう。
今回は、クッションフロアの特徴とキッチンで使う床の注意点をご紹介します。

□クッションフロアとは?向いている場所とデメリット解説

クッションフロアは塩化ビニールでできていて、クッション性に優れた床材のことです。
住宅用のクッションフロアは厚さが1.8mmで、大理石のような石目調のデザインからフローリンにみえる木目調まで、デザインが豊富にあります。

クッションフロアは水や汚れに強く、油やシミがついても雑巾で軽く拭けば綺麗に落とすことができます。
メンテナンスのしやすさからも、トイレや洗面所など水回りで使用するのが向いています。

*クッションフロアのデメリット

クッションフロアの主なデメリットは以下の3つです。

1つ目は、耐久性に弱いことです。
フローリングに比べて性能面で劣る為、テーブルやソファーなど重たいものを置くとへこむ可能性があります。
また、熱に弱く、使用状況によっては変色や破れなどが発生しやすくなります。

2つ目は、通気性が悪いことです。
クッションフロアは通気性があまり良くないので、高温加湿な空間で換気を怠ると、表面に結露が発生したり、カビが生える場合があります。

3つ目は、見た目が安っぽいことです。
素材が塩化ビニールのため、商品によっては表面のテカリが気になる場合があります。
高級感のある部屋づくりを目指している方には不向きかもしれません。

□キッチンの床は何がいい?クッションフロアとフローリング比較

先ほどもご紹介したように、水や汚れに強く掃除がしやすいことからキッチンにクッションフロアを使うのは向いています。
しかし、LDKでキッチンとリビングが一体になっている場合が増えてきている中、キッチンとリビングで素材が違うものを使うと、境目が気になってしまいます。
また、クッションフロアは熱や薬品に弱いのでキッチンで使用する際は注意が必要です。

一方フローリングであれば、キッチンとリビングの床が一体となる為、統一感がでます。
しかし、クッションフロアよりも水や油はねには弱く、こまめに掃除しないと染みになりやすいです。

このようにクッションフロアもフローリングもそれぞれ良い点悪い点があります。
新築の間取りや内装のスタイルが決まっており、その上でオシャレな統一感を求める方はフローリングをおすすめします。

□まとめ

今回は、クッションフロアの特徴と、キッチンで使う床の注意点をご紹介しました。
床材にはさまざまな種類があり、それぞれにメリットとデメリットが存在します。
メリットだけでなくデメリットも踏まえて比較検討することで、後悔のない床選びができることでしょう。
タナベハウスでは、お客様の理想とするスタイルを丁寧にお聞きして、インテリアコーディネーターが最適な家づくりをお手伝い致します。
少しでも不安なことや分からないことがあればお気軽にご相談ください。

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