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エアコンの配置でトラブル?勾配天井で気を付けたい設置について紹介!2022.11.11

部屋にエアコンを取り付ける際は、配置などに気をつけなければなりません。
適当に配置をすると「冷暖房効率が悪い」「エアコンが全体に行きわたっていない」など、家を買ってから後悔する場合もあります。
特に勾配天井では配置が重要です。
今回は、エアコン配置の注意点と勾配天井におけるエアコンの配置について解説します。

 

□エアコンの配置には注意が必要!

エアコンを取り付ける際は、事前に注意点を知っておくとスムーズに設置が可能となります。
ここでは事例をふまえて解説します。

 

*筋交いの干渉

柱に対して斜めに配置される筋交いは、エアコンの穴あけ作業で傷つける可能性もあります。
一度穴を開けると元に戻すことはできません。
そのため、家の設計図を用いて、筋交いの有無や向きを専門業者に調べてもらう必要があります。

 

*照明の位置

間接照明などを設置する際、近くにエアコンを配置すると影ができるケースも少なくありません。
エアコンの設置で間接照明に影響する場合は、照明の位置に注意が必要です。

 

*窓やカーテンレールの高さ

一般的に床から窓の上辺までの高さが約2.4〜2.5mです。
また、窓の上辺から天井までは約40㎝程度で、縦幅30cm前後のエアコンを取り付けるには、ぎりぎりのスペースとなります。
窓やカーテンレール上にエアコンを取り付ける場合は、あらかじめ設計士や施工業者と相談をしておきましょう。

 

*折れ戸のあるクローゼット

折れ戸のあるクローゼットは、1.8〜2.3m程度あるため、エアコンを取り付ける際にぶつかる可能性もあります。
設計士や施工業者と打ち合わせをしながら検討しましょう。

 

*エアコンが目立つ

部屋のイメージとエアコンが合わず、エアコン本体だけが目立ってしまうケースです。
部屋とエアコンをスタイリッシュでデザイン性の高いエアコンを設置するか、天井に埋め込むエアコンを取り付ける、全館空調にするなどの対策があります。

 

*風が直接あたる

エアコンの風が直接あたると、体が冷えて体調を崩す場合もあります。
休息スペースや作業スペースに風が直接あたらないよう、あらかじめエアコンの設置を検討しましょう。

 

□勾配天井におけるエアコンの配置について

勾配天井とは、斜めに傾斜した天井を指します。
切妻屋根や片流れ屋根の家であれば、勾配天井にすることが可能です。

勾配天井のメリットは、空間に変化をつけられるということです。
壁面と色を変えたり、異なる素材で仕上げたりすると、おしゃれな空間が実現します。

ただし、冷暖房効率が下がり、電気代が高くなる場合もあります。
また、高い位置では掃除やメンテナンスに手間がかかります。
勾配天井がある場所にエアコンを設置する際は、やや高めの位置にエアコンを取り付け、シーリングファンを併用すれば冷暖房効率が上がるでしょう。

 

□まとめ

エアコンの取り付けは、筋交いの干渉や窓やカーテンレールの高さ、照明の位置など、あらかじめ注意点を確認することが大切です。
勾配天井におけるエアコンの配置は、やや高めに取り付け、シーリングファンを併用すれば冷暖房効率が上がります。
加えて、天井や壁面の断熱性を高めるとより効果を発揮するでしょう。

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