ファミリークロークとは?特徴やおすすめの間取りを紹介します!2022.11.26
家を建てた際に思ったより収納場所が足りないと感じることもあるでしょう。そのため「もっと部屋をスッキリさせたい」と考えている方も多いのではないでしょうか。そんなときは、ファミリークロークが活躍します。そこで今回は、ファミリークロークの特徴やファミリークロークのおすすめの間取りをご紹介します。
□ファミリークロークとは
ファミリークロークは、家族と共同で使用するクローゼットを指します。近年は、新築住宅で取り入れる方も多く、人気の収納術となっているのです。
ファミリークロークは、主にウォークインタイプとウォークスルータイプがあります。
・ウォークインタイプ
1つの部屋で出入り口は1カ所になっているタイプの収納スペースです。形状はI型・Ⅱ型・L型・U型などがあります。密閉性が高く、安心して着替えることができます。
・ウォークスルータイプ
出入り口は2カ所あり、通り抜けができるタイプの収納スペースです。床面積が狭い家でも設置しやすく、回遊性に優れています。形状は、I型・Ⅱ型・L型・U型などがあります。
ファミリークロークの使用方法は、それぞれで衣類専用としたり、小物類も含めたり、子どものおもちゃなどもまとめて収納するケースも珍しくありません。
また、洗濯をした際は、洗濯物を一つの収納場所に持っていくだけなので生活動線をスムーズにすることができます。
2階建ての家であっても、洗濯物を干す場所が1階にあれば、すべての動作がワンフロアで完結するため、効率よく家事をすることが可能です。
□ファミリークロークのおすすめの間取り
ファミリークロークは、生活動線をイメージしながら配置場所を考えることが大切です。
・リビングの近くに設置
ファミリークロークをリビングの近くに設置すると、収納した衣類を取り出しやすく便利です。
また、洗濯物をたたむ場所をリビングにすると、収納までの生活動線がスムーズです。
・シューズクロークにつなげる
玄関のシューズクロークにファミリークロークをつなげると、外出や帰宅時の生活動線がスムーズになります。
例えば、ファミリークロークで着替え、玄関のシューズクロークで靴を履いて外出します。
帰宅時は、玄関のシューズクロークで靴を脱ぎ、ファミリークロークで部屋着に着替えてリビングなどに向かうと、効率的な生活動線になります。
・ランドリールームの近くに配置
ランドリールームの近くにファミリークロークを配置すると、洗濯の干す・取り込む・収納するまでの作業が1箇所で完結します。
また、ランドリールームには、洗面脱衣室が併設されている場合が多く、帰宅から手洗い、着替えまでスムーズに行うことができます。
□まとめ
ファミリークロークは、家族と共同で使用するクローゼットで生活動線をイメージしながら配置場所を考えることが大切です。リビングやランドリールームの近くに設置したり、シューズクロークにつなげるなど、ファミリークロークの配置場所により、効率的な生活を実現してくれます。
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