家づくりブログ

エコカラットでおしゃれなリビングや寝室にするためのポイントとは?2022.11.23

家を建てる際におしゃれなリビングや寝室を演出するため「エコカラットを用いた部屋にしたい」と思う方もいるでしょう。
壁面を少し工夫することでおしゃれな部屋に変えることも可能です。
そこで今回は、エコカラットを使ったおしゃれなリビングを実現する方法やエコカラットを使ったおしゃれな寝室を実現する方法について解説します。

 

□エコカラットを使ったおしゃれなリビングを実現する方法

*周囲の壁紙とのバランスを考える

リビングにエコカラットを取り入れる際は、壁全体に張る方法が一般的です。
天井や周囲のバランスが取れているかどうかがポイントになります。
面積が大きい壁は、家具や照明器具などを引き立てる背景としてのベースカラーとなります。
そのため、エコカラットは壁紙と同系色にまとめるのが適しており、組み合わせた時にバランスが取れていることが大切です。

例えば、白の壁紙では、グレー系の白を用いたり、ベージュよりの白を用いたりすることによって、エコカラットの色の相性が異なります。
壁紙とエコカラットの色みがアンバランスになると、インテリアの背景に統一感を出しにくくなります。
したがって、壁紙とエコカラットの色選びはとても大切なため、同時進行で行うのが良いでしょう。

 

*壁面の面積に合わせてデザインを選ぶ

エコカラットを張るときのポイントは、立体感を演出することです。
エコカラットのデザイン性を考慮すると、壁全体に張る方法がおしゃれな雰囲気を出すことができます。
しかし、エコカラットにはさまざまなデザインやサイズがあり、同じ施工面積でもイメージが大きく変わることもあるのです。

サイズ展開は、一般的に30㎝角や30×60㎝大判サイズの1枚タイプと、30㎝角の網で固めたネット張りタイプなどがあります。
吹き抜けなどの天井が高い場合は、1枚タイプが適しています。
エコカラットは凹凸があり、陰影がとても美しくきれいに見えます。
テレビ背面をエコカラットにしたい場合も、1枚タイプできれいに仕上がります。

一方、​​天井高の低い壁面などは、ネット張りタイプが良いでしょう。

 

*機能性を活かす面積に施工する

エコカラットには、ニオイの分子を吸着する消臭機能や室内の湿度が高くなると湿気を吸収し、室内の湿度が低くなると放出する調湿機能、ホルムアルデヒドやトルエンなどのVOC(揮発性有機化合物)を吸着する機能などがあります。
これらの機能を発揮するには、空間全体の1/4以上の面積が必要です。

 

□エコカラットを使ったおしゃれな寝室を実現する方法

*雰囲気によって全体張りか部分張りかを選ぶ

寝室は、エコカラットを張るためのスペース確保が難しい場合も少なくありません。
あらかじめ寝室の雰囲気をイメージしておき、部屋に入ってすぐに自然と視界に入ることを考慮し、ドアのある壁面と対角にある位置の壁面を選ぶのがおすすめです。
壁面なら全体張り、デザイン性を重視するのであれば部分張りなどと、使い分けるのも良いでしょう。

 

*色選びで​​メリハリまたは​​統一感を重視するか

エコカラットを目立たせる場合は、濃いめのグレーやベージュなどを選び、仕上げ材を薄めの色を選ぶと、立体感のある雰囲気を演出できます。
統一感を出す場合は、ホワイトに薄めのグレーやベージュを取り入れるのが良いでしょう。

 

□まとめ

エコカラットを使ったおしゃれなリビングや寝室を実現するには、周囲の壁紙とのバランスやデザイン、色選びなどが大切です。
雰囲気によって全体張りか部分張りかを選択し、色はメリハリまたは​​統一感のどちらを重視するのかをあらかじめイメージしながら検討しましょう。
エコカラットの調湿機能や消臭機能などの機能的な部分を発揮させるには、空間全体の1/4以上の面積が必要です。

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