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リビングの窓は小さい方が良い?ベストな窓を紹介します!2023.03.06

リビングの窓の大きさについて「建築コストを抑えるには小さい方が良い?」など、迷われている方もいるのではないでしょうか。リビングに大きい窓が設置されていると、外からの視線が気になる方も多いでしょう。そこで今回は、リビングの窓は小さい方が良いのかついて、リビングにベストな窓をご紹介します。

 

□リビングの窓は小さい方が良いの?

 

*リビングの窓が小さいメリット

1. 断熱性が良くなる
家の断熱性を考えたときに窓の数や面積に応じて、家全体の断熱性に影響すると言われています。暑い夏や寒い冬でも快適に過ごすためには、家の断熱性を高めることが大切です。暑い日には、エアコンで冷やされた室内の温度を保つ効果があり、寒い日は、暖房による温かい空気を逃さないために必要です。

つまり、リビングの窓を小さくかつ少なくすると、断熱効果が高まります。窓以外にも壁の断熱性能を高めることが大切です。断熱性については、断熱材の種類や充填工法、外張り断熱工法など、工事内容にも異なります。

2. 建築コストを抑えられる
リビングの窓が少ない、小さい家は、建築コストを抑えられます。通常、壁を作るよりも窓を設置した方がコストがかかるためです。ただし、窓の数を一つずつ加算していく計算方法や坪単価制で金額を決める住宅会社もあるので金額が変わらないケースもめずらしくありません。

3. プライバシーの確保
リビングの窓が大きい場合は、隣の家や通行人の視線が気になります。しかし、窓が小さい場合は、リビングがほとんど見えないため、プライバシーが確保されるのです。また、横長の横滑りという窓を高い位置に付けると、よりプライバシーを確保できます。

4. 家具家電が配置しやすい
リビングの窓が小さい場合は、壁が多い間取りになるため、家具家電などが配置しやすくなります。小さなお子さんがいる家庭では、おもちゃやランドセルなど、物が増えていく傾向にあります。そのため、窓が大きい部屋よりも収納がしやすくなるのです。

 

*リビングの窓が小さいデメリット

1. 家の中が暗い
窓が小さい分、太陽の光が入りにくくなるので家の中が暗い場合もあります。ただし、共働きで昼間はあまり家にいない方にとっては、照明を付けることも可能なため、影響は少ないでしょう。

2. 風通しが悪くなる
窓が小さい場合は、大きい窓に比べ風通しが悪くなります。とはいえ、一戸建ては24時間の換気システムが義務付けられています。換気扇や給気口により、風通しを良くすることは可能です。

 

□リビングにベストな窓とは?

各部屋ごとにベストな窓を選択することが大切です。特にリビングの窓は日当たりを考えます。たとえば、採光と風通しを重視した「掃き出し窓」を設置するのも一つの方法です。ガラス面の幅が広く、床面と繋がっているため庭への出入り口にも便利でしょう。掃き出し窓は、防犯性を高めるシャッターや気密性を上げる二重サッシの併用が望ましいです。

 

□まとめ

リビングの窓は、小さい方が断熱性が良くなる、プライバシーを確保できる、建築コストも抑えられる、家具家電が配置しやすいなどのメリットがあります。リビングの窓は日当たりを考慮し、採光と風通しを重視した掃き出し窓を設置するのも一つの方法です。リビングの窓についてお悩みの方、リビングの方角や周りの環境によっても状況が変わってくることがあるため、まずはお気軽にご相談くださいませ。

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