家の外壁は掃除が必要?必要なメンテナンスや頻度を紹介!2023.04.19
家の外壁は定期的に掃除を行わないと、経年劣化が進み汚れが目立っていきます。
そのまま放置しておくと外壁材の劣化も早くなってしまいます。
しかし「家の外壁の掃除方法がわからない。」という方もいるのではないでしょうか。
今回は、外壁掃除の必要性や掃除の頻度やメンテナンスについて解説します。
□外壁にも掃除は必要!
外壁の掃除をしないまま放置すると、外壁自体が劣化していきます。
汚れの原因について以下のようなものが挙げられます。
・ホコリや塵
凹凸のある外壁に付着する場合が多くあります。
たとえば、茶色や黒っぽく汚れたり、外壁がくすんだように見えます。
黒系の外壁に多いです。
・サビ
サイディングの外壁に発生しやすい汚れです。
なかでも赤サビは、別の場所にうつるので注意しましょう。
・排気ガス
油汚れが付着し、広い範囲にわたり黒くくすんだように汚れます。
白系の外壁に多いです。
・カビ
日当たりや風通しがよくないところで黒い汚れのカビが発生します。
白系の外壁は目立ちやすいです。
・コケ・藻
ある程度日当たりがあるものの、湿気の影響により、緑色の汚れが発生します。
山に近いところで発生しやすくなっています。
・雨だれ
雨樋(あまどい)から窓のサッシや換気口の下に雨が垂れることで発生します。
放置すると汚れが落ちにくくなり、注意が必要です。
・塗料の劣化
外壁の塗料が長時間紫外線に当たることで劣化による色あせが生じます。
白い粉のチョーキングが発生している場合は、すぐに塗り替えが必要です。
塗装してから10年以上経過している場合は、ヒビが入り、雨水が染み込んでいるケースもめずらしくありません。
□掃除の頻度やメンテナンスについて
外壁の汚れを放置すると、劣化が早く進んでしまいます。
そのため、外壁の保護機能や防水機能が失われていき、大規模な工事が必要になるケースもあるのです。
外壁を長持ちさせるには、定期的なメンテナンスが重要となります。
外壁の掃除に時間が取れない方は、汚れが目立ってきた年に1~2回のチェックを行うとよいでしょう。
ひび割れや亀裂が発生している状態であれば、業者に修繕を依頼します。
白い粉状のチョーキングが見られる場合は、外壁の塗膜が劣化している状態です。
外壁の掃除だけでは改善できないので、できるだけ早く専門の業者に外壁塗装を相談しましょう。
その他にも10年以上再塗装していない場合やひび割れやサビ、コーキングのひび割れ、塗料の剥がれ、塗装に膨れが見られる、変色や色あせが見られるケースでは、外壁の塗り替えが必要な場合があります。
□まとめ
外壁の掃除をしないまま放置すると、外壁自体が劣化していきます。
外壁が汚れる原因として、ホコリや塵、カビ、コケ・藻、雨だれ、排気ガス、塗料の劣化などがあります。
新築の段階で汚れにくい外壁の素材や塗料を採用するのもおすすめです。
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