予算の決め方のポイントとは?注文住宅を建てようとお考えの方は必見!2021.10.01
注文住宅をご検討中の方に考えていただきたいのが、予算の決め方についてです。
予算計画に失敗すると返済で苦労し、後々辛い思いをすることになります。
そこで今回は、予算の決め方のポイントをご紹介します。
もし予算オーバーした場合についても併せてご紹介しますので、参考にしてみてください。
□予算の決め方のポイントをご紹介!
ここでは、予算の決め方のポイントをご紹介します。
1つ目は、用意できる金額を明確にすることです。
注文住宅の場合、ご自身で自由に設計できる一方で、予算も増えてしまう可能性があります。
欲張って設計してしまうと、手持ちの資金や年収に見合わない値段のマイホームになってしまいます。
そのため、まずは用意できる金額を明確にしておくことをおすすめします。
2つ目は、戸建て購入に充てる自己資金額を算出することです。
原則として住宅ローンの対象となるのは、土地の取得費や本体工事費、設備工事費などに限られています。
そのため、登記費用や保証料、火災保険料、引っ越し費用、家具の購入費といったその他の費用はすべてご自身の資金で支払う必要があります。
ご自身のライフステージや家族構成に合わせて、自己資金としていくらまでなら用意できるかを検討してみましょう。
3つ目は、住宅ローンの借入額を決めることです。
一般的に、住宅ローンの返済額は年収の20~25パーセント程度で抑えるのが理想です。
一方、住宅ローンの返済期間は、7割以上の方が「35年以上」であり、平均返済期間は32.1年です。
これらのデータを参考に、住宅ローンの借入額を検討してみましょう。
□コストカットしても良い部分と悪い部分とは?
ここからは、コストカットしても良い部分と悪い部分についてご紹介します。
コストカットしても良い部分としては、まず設備機器が挙げられます。
例えば、キッチンやバスルーム、トイレなどの設備は、多少グレードを落としたとしても、機能が大幅に変わることはありません。
天井、壁、床などの仕上げ材も、グレードを落とせる部分です。
一方、コストカットしてはいけない部分としては、耐震に関わる柱や梁など住宅の構造部分です。
また、壁や屋根、窓なども断熱効果を落としてしまうと、快適に暮らせません。
これらは、住宅の安定性や安全性に関わる部分なので、コストカットはおすすめできません。
住み心地に影響がない部分をコストカットすると良いでしょう。
□まとめ
今回は、予算の決め方のポイントをご紹介しました。
当社は、住宅FPソフトを使い、「借りれる金額と借りてよい金額」をテーマに年収等それぞれのライフサイクルに合致した計画を立ててから住宅予算・土地予算・その他諸経費等を検討出来るように「お金について」の勉強会を随時開催しています。
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