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延べ床面積とは?戸建ての平均坪数もご紹介!2023.09.18

注文住宅は設計の自由度が高い一方で、建ててからでないと間取りの暮らしやすさを確認できないという面もあります。
そこで、設計前に住宅の適切な広さについて知りたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、延べ床面積と戸建て住宅の平均的な広さについてご紹介します。

 

□延べ床面積とは?

延べ床面積とは、建物すべての階の床面積を合計した面積のことを指します。
居住スペースの広さを表す指標の1つで、延べ床面積が広いと、住人1人1人の生活空間にゆとりがあることを示しているのです。

また、延べ床面積は建物面積とも呼ばれます。
これらの数値は、建物の登記や売買、解体などで建物の面積が必要な時の基準として用いられます。

戸建ての注文住宅を建てる上で知っておきたいのは、延べ床面積が小さいからと言って住宅が狭いわけではないということです。
住宅の中には、延べ床面積に含まれないものの、内部を広く感じさせる間取りがあります。
吹き抜けやバルコニー、ベランダ、ロフト、出窓などは、延べ床面積に含まれませんが、居住スペースを広げられる間取りの代表的な例です。

戸建ての注文住宅を建てる際は、延べ床面積の広さばかりにとらわれず、これらの間取りを取り入れてみるのもポイントです。

 

□戸建ての平均的な坪数とは?

戸建ての注文住宅を建てる際、広すぎると建築費用がかかりますし、狭すぎると快適性が損なわれてしまう恐れがあります。
以下で、戸建て住宅の平均的な坪数や延べ床面積について見ていきましょう。

 

*平均坪数

2020年の注文住宅における全国平均は、34.243坪です。
また、地域別に見てみると、首都圏が37.47975坪、東海圏が38.26625坪、近畿圏が38.5385坪、中国・四国などその他の地域が37.3285坪となっています。

 

*平均延べ床面積

注文住宅における延べ床面積の全国平均(2020年)は、124.4平方メートルです。
続いて、注文住宅における延べ床面積の地域別平均について見ていきましょう。
首都圏が123.9平方メートル、東海圏が126.5平方メートル、近畿圏が127.4平方メートル、その他の地域が123.4平方メートルです。

ちなみに、総務省の調査によると、2018年における戸建て住宅の規模の平均は以下のようになっています。

延べ床面積:126.63平方メートル
居住室数:5.77室
居住室の畳数:42.94畳

 

□まとめ

延べ床面積によって、戸建て住宅の居住スペースの広さを測れます。
ただし、たとえ延べ床面積が狭くても、吹き抜けやロフトなどを取り入れることで室内を広く感じさせることが可能です。
戸建ての注文住宅をご検討される際は、これらのポイントもふまえて、ぜひ納得のいく間取りを設計してみて下さい。

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