許容応力度計算をしていれば本当に大丈夫⁉2022.12.05
みなさん、こんにちは! 営業の平松です。
今回は「許容応力度計算」についてお話ししようと思います。
度々私のブログでも出てくる「許容応力度計算」難しい言葉ですよね。
実際なにをするかというと、建築物にかかる固定荷重や積載荷重などの長期荷重、地震力及び風圧力などの短期荷重を想定して応力(部材等の内部に生じる抵抗力のこと)を算出し、
それぞれの部材がそこにかかる応力に耐えられるかどうかを許容応力度(限界点)と比較するというもの。
簡単に言うと①各部材の許容できる力と②各部材に生じる力を比較して、①が上回れば構造上OKということです。
この各部材が許容できる力がそもそもわからないと正確な計算はできないのです。
パナソニックは工場で部材を自社生産して、その部材の強度を実験して数値化しています。
そのデータを用いて、施工店から送られてきたプランの計算をパナソニックが行っています。
今回私が何を言いたかったのかというと、「許容応力度計算」は行っていれば大丈夫というものではなくて、
実際に使用している部材を数値化できないと正確な計算結果は得られません。
ここまでしているからこそ、パナソニックから保証書が発行され、お客様にお渡しできるのです。
耐震性にこだわりたい方は「許容応力度計算」でもどういった「許容応力度計算」なのかに
こだわっていただければと思います。
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