土地を先に購入した場合の失敗例2023.03.16
みなさん、こんにちは! スタッフの平松です。
これまで土地の選び方などを確認してきましたが、いい土地が見つかったら先に買っておこうと思うのは早計です。
家を建築するときに、土地だけを先に購入してしまうと家づくりに失敗する可能性があります。
なぜ土地だけを先に買うのはNGなのか、理由をご紹介したいと思います。
1.想定外の費用で予算オーバー
土地を購入して家を建てる時には、建築費、土地の購入費、そして諸費用の3つの内訳で総費用を考えておく必要があります。
このうち建築費と土地の購入費に関してはあらかじめ見積もっている方が多いのですが、見落としがちなのが諸費用です。
諸費用は各種税金やローンの手数料、不動産会社に支払う仲介手数料などが含まれます。
ほかにも引っ越し代金や家具家電の購入費なども必要になります。
建築費や諸費用とのトータルバランスを考えずに土地を買ってしまったばかりに、
住宅にかける費用を削る羽目になってしまったというのは、よくある失敗です。
土地の購入の際には、検討している住宅会社に予算検討表などを作成してもらって、
その土地で購入するとトータルでどれくらいになるのかを把握した状態で話を進めるのが良いと思います。
2.土地の形に合わせた家づくりしかできなくなる
2つ目の問題点は、土地の形に合わせた家づくりしかできなくなってしまうことです。
土地の形は以前お話ししたように「整形地」ばかりではありません。
「整形地」以外の「不整形地」には、台形やひし形などの四角形に近いものから、
三角形や旗の形をした旗竿地など、様々なものがあります。
さらに、建ぺい率や容積率、セットバックや崖条例などの条件も加味されると、
家を建てられる敷地面積や形が限定されてしまい、理想の家が建てられなくなる可能性があります。
理想の家がある場合には、プロの目を借りながら、土地を選ぶことが大切です。
まとめ
土地を購入する際、不動産会社を利用することがほとんどですが、
建築会社の意見を聞くことなく、不動産会社との話だけで土地を先に購入するのは避けた方が無難です。
建築会社の意見も聞きながら、全体のバランスを考えて進めていくのが望ましいでしょう。
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